ケーキに卵を使うのはなぜ?意外と知らない大切な役割があった‼
ケーキ作りには欠かせない卵。
いったいその役割とは何でしょうか?
- 味を良くする
- 生地をふんわり・しっとりさせる
- 色をきれいにする
- 乳化させて混ざりやすくする
卵黄に含まれるレシチンは油分を乳化させる役割があり
本来混ざりにくい油と水を分離させることなく
混ぜることができます。
卵白は泡立てることによりたくさんの気泡を抱え込むことができ
また卵のたんぱく質は加熱すると固まります。
それにより気泡がつぶれることなく固まるので生地がふんわりとし
舌触りのいい柔らかい食感になります。
また卵黄の色がそのまま生地になるので
色付けの役割もあります。
アレルギーで卵が使えない時の代用品とは?
お菓子作りに必要不可欠といってもいい卵。
ですがアレルギーなどで食べられない方もいらっしゃいますよね。
私もいくつか食物アレルギーがあって困ることがあります。
特にお子様はケーキやお菓子など好きな子が多いので
食べさせてあげられないのはとてもつらい・・・
そんな時に卵の代わりに使えるものとは?
①クッキーを作るときの代用品
卵一個分に対して牛乳を40ml増やしたり,溶かしバターを20g増やして入れる
②ホットケーキを作るときの代用品
クッキー同様に牛乳を増やしたり,ふわっとさせるならヨーグルトがおすすめ
本来なら卵が入ることによってふんわりとするホットケーキなので
卵が入らないとふくらみが足りないと感じるかもしれません。
そんな時はヨーグルトを入れるとふっくらとします。
ホットケーキミックスを使う場合は卵がなくてもある程度膨らみます。
③オススメはケーキ用スポンジを作るときの代用品
ホットケーキミックスを使うのが一番簡単で美味しいです!!
ホットケーキミックスにはベーキングパウダーが入ってるので卵がなくても
膨らみます。
そして甘味や香りづけもされているので確実においしいですよ。
ホットケーキミックスはスポンジ作りだけではなくて
お菓子作りのほとんどに代用できる万能品ですよね。
困ったときはホットケーキミックスを使うと間違いなしです。
卵を使わないのにおいしいスイーツのレシピ3選★
揚げないバナナドーナツ
材料
・バナナ 1本
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモンパウダー 小さじ1
・豆乳(牛乳) 70g★
・砂糖 大さじ1★
・はちみつ 大さじ2★
・サラダ油 大さじ2★
作り方
- バナナを耐熱容器に入れて電子レンジで1分加熱してフォークなどで潰す
- そこに★をすべて入れてよく混ぜる
- ふるいながら薄力粉・ベーキングパウダー・シナモンパウダー入れ,だまが残らないように混ぜる
- ドーナツ型に半分ほど流し込み,オーブンで15分ほど焼き完成!
※焼き時間はそれぞれのご家庭のお好みで調整してください
さくらんぼのマフィン
材料
・さくらんぼ 60g
・ホットケーキミックス 100g
・砂糖 15g
・牛乳(豆乳) 60g
・サラダ油 30g
・アーモンドスライス 適量
作り方
- さくらんぼは種を取り4~8等分にする
- オーブンを180度で余熱をしておく
- ボウルにホットケーキミックス・砂糖・牛乳・サラダ油を入れて混ぜる
- よく混ざったらさくらんぼを入れて,さくらんぼがつぶれないように混ぜる(さくらんぼを少し残しておく)
- マフィン型に流しいれ,先ほど残しておいたさくらんぼとアーモンドスライスを上に乗せる
- 180度のオーブンで15分焼く
- つまようじなどを刺して生地が付いてこなければ完成!
紫芋のクッキー
材料
- バター 100g
- 砂糖 65g
- 生クリーム 大さじ4
- 薄力粉 120g
- 紫芋パウダー 10g
作り方
- 常温に戻しておいたバターと砂糖をゴムベラで滑らかになるまで混ぜる
- 生クリームをいれてさらに混ぜる
- 薄力粉と紫芋パウダーをふるいながら加えて混ぜる
- 絞り袋に入れて、クッキングシートの上に絞り出す
- 160度に予熱したオーブンで10分焼き,アルミホイルを被せてさらに5分焼く
- 完成!
※紫芋パウダーの量で色づきが変わります
濃いめが良ければ10gを,淡い色が良ければ5gで作ってみてください
まとめ
卵の役割から,お菓子作りにおいての代用品などを紹介しました。
普段気にしたことがなかったことでも
よくよく考えてみると納得することもありますね。
そして卵がなくてもおいしいお菓子沢山作れます!
アレルギーなどでお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。