ほっともっとのお弁当はなぜレンジを使用してはダメなの!?
ほっともっとのお弁当は,レンジが使えないらしい?!
そんな話を聞いたことはありませんか?
テイクアウト専門店なのに
どうしてレンジを使用してはいけないのでしょうか!?
それはズバリ,容器が溶けてしまうから｡
ほっともっとのお弁当容器は
非常に薄く軽量のものを使用しており
少しの熱で簡単に変形してしまうんです｡
その結果,穴が空いたり
食材にプラスチックの臭いが
移ってしまうことも｡
では,一度冷めてしまった ほっともっとのお弁当は
我慢して冷たいまま食べなければいけないのでしょうか?
いえいえ,決してそんなことはありませんよ!
今回は,そんな溶けやすい容器に隠された
ほっともっとのこだわりや
上手な温め直し方法についてご紹介します｡
お弁当容器が溶けるのは,環境への配慮とアツいこだわりからだった
ほっともっとの弁当容器は
2012年にプラスチック素材を変え
35%の軽量化を実現しました｡
これによって,月間20,000kg以上の
プラスチックが削減されたそうです｡
環境に配慮することで,
容器がより薄くなりました｡
つまり,熱に弱くなったのです｡
また,ほっともっとのお弁当は
ボリュームの割にお値段が安いですよね｡
容器のコストを削減するということは
そんな低価格の実現にもつながっています｡
レンジが使えない代わりに
冷めにくい工夫もされています｡
容器に使われているのは発砲スチロール｡
断熱性に優れているので
熱が逃げにくくなっています｡
周辺の温度にもよりますが
ふたを取っても30分
閉じていれば1時間ほどは
温かさを保つことができます｡
このほかにも
すき焼きなどのお弁当容器の形状は
鍋型を採用しており
保温性に優れています｡
さらに
店頭で提供したできたての味を
そのままお客様に味わっていただきたい･･･
そんな思いもあるそうです｡
レンジが使えないなんてちょっと不便ではありますが
それはほっともっとの
こだわりのためでもあるんですね｡
並々ならぬほっともっとの企業努力を
感じずにはいられません｡
ほっともっとのお弁当の温め直す方法を伝授!
そうは言っても,やっぱりアツアツを食べたい!
そんなあなたのために,温め直す方法を伝授します｡
テイクアウトして家に戻ってきたら
容器から具材を取り出し,家にあるお皿に移してレンジでチン｡
これなら,バランや漬物など
温める必要のないものを自分で除けておけるので
お弁当を丸ごとレンジに入れるより
むしろ体にも味にも良いかもしれませんね(笑)
また,フライパンを使って温めるのもおすすめです｡
唐揚げなどの揚げ物は
軽く焦げ目がつくくらい焼いた方が
カラっとしてより一層美味しいですよ!
ほっともっとには
すき焼きやステーキを使ったメニューが
いくつかありますが
肉ももう一度炒め直すと
さらにジューシーになります｡
ちょっと手間ではありますが,
より美味しく食べられるのは嬉しいですよね｡
そんなの面倒という時は･･･数分レンジでチンしよう
以外と見落としがちですが
ほっともっとのメニュー表の片隅には
｢お弁当容器はレンジでの使用はできません｣
ときちんと書いてあります｡
ですので,これは公認のやり方ではありませんが
実際は,ふたを取って1～2分レンジでチンする程度なら
大丈夫なようです｡
周りにお皿がない･･･
フライパンなんてめんどくさい･･･
そんな時には,少しだけレンジの力を借りましょう｡
ただし,チンする際は容器が変形していないかどうか,
こまめにレンジを止めて様子を見て下さいね｡
容器が溶けてしまっては
せっかくの美味しいお弁当も台無しですからね･･･
まとめ
ほっともっとのお弁当容器について解説しました｡
せっかく買ってきたんですから
美味しい状態で食べたいもの｡
どうしてもアツアツを食べたいあなたは
- 中身をお皿に移してレンジでチン
- フライものはフライパンで軽く焼く
- すき焼きやステーキは軽く炙る
- 1～2分程度なら容器ごとチンしても大丈夫(ただし様子を見ながら)
以上のような方法で,温め直してみてください｡
そして,美味しくお弁当を食べながら
ほっともっとのアツいこだわりにも想いを馳せましょう｡
工夫がいっぱいのほっともっとのお弁当で
心も体もほっこりぽかぽかにしてくださいませ｡
